飯森 洋史 院長
プロフィール
心療内科医 医学博士(日本大学)
認定催眠士(JSH)日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
心身医療「内科」専門医
日本心療内科学会専門医
日本催眠医学心理学会(JSH)理事長
日本臨床催眠学会(JSCH)理事
国際心理社会実存医学研究所・所長
臨床催眠指導者資格(JSCH)
埼玉大学理工学部建設基礎工学科卒。自然と人間との関わりに興味を持ち、学際(いくつかの異なる学問分野にかかわること)的な面からの研究に従事しようと考えたが、手抜き工事の蔓延や土木哲学の不在に失望し、医学の道に進むことを決意した。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部医学科卒。学生時代より、心身一如の考え方をする漢方医学に興味を持ち、「全人的医療を考える会」に所属し、日本大学心療内科所属の故桂戴作先生(元日本大学教授・日本心療内科学会初代理事長)、鴨下一郎先生(元環境大臣)との出会いがあり、日本大学医学部第一内科入局となった。日本大学板橋病院・光が丘病院・救命救急センターで研修後、韮崎市立病院内科医員。横浜労災病院心療内科で研修後、日本大学板橋病院心療内科での診療開始。医学の分野にあっても学際的な傾向の強い心身医学を専攻することになった。その後、心身医学の分野での研究に従事する為、国立精神神経センター神経研究所免疫研究部・精神保健研究所心身医学研究部の川村則行博士の下へ内地留学。社会保険横浜中央病院呼吸器科・アレルギー科医長を経て日本大学を退職。
平成12年6月5日飯森クリニック開院。各分野の臨床心理士を招聘し国際心理社会実存医学研究所併設となった。私は心療内科を専攻するにあたり、身体の勉強と精神の勉強をしっかりやろう考えた。更に富山医科薬科大出身なのだから漢方も極めたいと考えた(漢方を勉強すればする程、その心身一如の考え方は心療内科そのものではないかと思う)。身体の勉強は日本大学医学部の第一内科で十分だった。呼吸器疾患、血液疾患、膠原病疾患、感染症疾患、免疫・アレルギー疾患、心身症疾患を中心として結局約10年程、これらの疾患に関わることになった(そのお陰で日本内科学会認定内科医になることが出来たし、日本心身医学会の心身医療「内科」専門医をとることもできた)。
精神の薬については、恩師桂戴作先生の処方を基礎として、その後の様々な研究会や本で得た知識、臨床実践により誰にも負けないと自負している。心理の勉強は、日大心療内科が交流分析学会の事務局であった事から、先ず交流分析の勉強から始まった。次に先輩諸氏から自律訓練法をはじめ、様々な心理療法について研修を受けた。若い頃より小此木啓吾先生の本は読んでいたので、毎週、慶応心理臨床セミナーに2年間通ったり、その後、精神分析セミナーに通ったりしていた。しかし桂戴作先生に手ほどきを受け催眠療法が自分に最も合っていると思い、現在最も力を入れている療法である。その後、臨床動作法、EMDRなども臨床に使えるようになり、臨床の幅が広がっている。また、漢方はずっと勉強し続けてきたが、ここ1−2年は特に多くのセミナーに参加し、専門性を高めてきている。
しかし桂戴作先生に手ほどきを受けた催眠療法は自分に最も合っていると思い、その後、当院で心理療法を担当して頂いていた故宮田敬一先生の指導もあり、現在最も力を入れている療法である。さらに、2016年10月より、日本催眠医学心理学会の理事長に選出され、その技能を高めるだけでなく、その研究と普及に粉骨砕身して努力を傾けている。その後、臨床動作法、EMDR、ホログラフィートーク、ニューロフィードバック療法、思考場(TFT)療法なども臨床に使えるようになり、臨床の幅が格段に広がっている。また、漢方もずっと勉強し続けてきて、稲木一元 松田邦夫 秋葉哲生 高山宏世 檜山 幸孝 大野修嗣(敬称略) 各先生の講義を受講し続け、臨床能力は飛躍的に向上している。
趣味特技
陸上(駅伝)、登山(ワンダーフォーゲル)、スキー(競技)、空手、 硬式テニス、囲碁、映画鑑賞、旅行、カラオケ、ギター/数学、臨床動作法、催眠療法、EMDR、交流分析など
宮本 利恵子(管理栄養士)
最近、巷を騒がせている「生活習慣病」と「メタボリック症候群」に対してH20年4月から特別健診が 制定され、人々の「健康」への関心が高まってきています。しかし、関心はあるものの、新聞やテレビ、 雑誌等の媒体を通して様々な情報に翻弄されてもいるようです。例えば、ある健康法やダイエット法、 健康食品が紹介されると皆が一斉に飛びつきます。
その反面、「特盛」「メガサイズ」といった通常より 量の多い料理が紹介されると「今日だけはいいか!」と食べてしまいます。それらの人々の中には、 自覚症状のないまま生活習慣病を悪化させてしまっている人もいるようです。生活習慣病は早期に発見し 治療していくなら必ず改善されます。「正しい知識による自己管理」、当院ではそんな患者様のサポートを 医師と管理栄養士が協力して行っております。