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よくある質問

内科について
Q:
内科のすべての領域について診療しているのですか。
A:
プライマリーケア医として、どんな領域の患者さんも診ますが、気管支喘息や過換気症候群の様な呼吸器疾患も勿論のこと、心身症の病態が考えられる疾患は特に得意です。自分の手に負えない疾患が疑われる場合は、速やかにより適切な施設を紹介致します。
心療内科について
Q:
心療内科はどんな科ですか。
A:
診断や治療に対して心身両面から配慮する心身症をみる内科です。心理的側面だけでなく、社会的側面や実存的側面についても考えながら、全人的にアプローチする診療科で、1996年(平成8年)9月1日、正式に標榜科として承認されました。
精神科について
Q:
精神科と心療内科は違うのですか。
A:
精神の異常を診るのが精神科、身体の異常を診るのが内科で、精神と身体との関係を診るのが心療内科です。従って、身体を診られない心療内科医はあり得ません。
漢方薬について
Q:
なぜ、漢方薬を使うのですか。
A:
漢方薬は心身一如の考え方をしており、心身症との相性が良いからです。また、西洋薬のみでは治療法がない領域の症状に対しても、漢方薬で治せる場合が多いからです。脈診、舌診、腹診をきちんと行ってから漢方診断を行い、漢方薬を処方しています。
うつ病について
Q:
うつ病の治療はどのように行っているのですか。
A:
うつ病の治療は簡単なようで実は簡単ではありません。それは、うつ病と言われている中に様々な病態のものが含まれているからです。病前性格が執着気質とかメランコリー親和型と言われている性格反応型のうつ病は薬物療法と休息療法でよく治ります。葛藤反応型と言われているうつ病は可能ならカウンセリングの併用が必要です。
パニック障害等に合併する非定型うつ病やディスチミア親和型うつ病は、薬も面接も特別な配慮が必要になります。統合失調症の陰性症状が主体の場合、うつ病と見分けがつき辛いですが、この場合は統 合失調症の薬が必要となります。また、薬物療法に加えて認知療法などの心理療法を併用すると、再発しにくくなります。
脱毛症について
Q:
脱毛症に対してどのような治療を行っているのですか。
A:
円形脱毛症や全身性脱毛症などのうち、心身相関が認められる症例に対しては心身医学的な治療を行います。男性型脱毛症に対しては漢方薬(保険診療)、内服薬のプロペシア(自費7,000円)、外用薬の薬用クロウ(自費4,800円)などでコントロールしています。